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カウンセリングルームSUNの宮﨑です。（プロフィールはこちらです）
最近、７０代女性の方のカウンセリングが続きました。
それも、同じ４０代の娘さんについてのお悩みでした。
ちょうど今、何かと話題にもなっている「７０－４０問題」と重なる部分もあるなあ・・、と感じます・・。
でも、よくよく聴いていると、娘さんは娘さんのペースで進んでいるように感じます。
そして娘さんの方は、そんな今の自分を認めてほしいと思っている。
でも、お母さまにはそう見えていない。
一緒に生活をしていて、目の前にいるのに、
お母さまの方は自分のフィルターを通してしか、娘さんを見ることが出来なくなっている。
（どうしても、情報によって不安だけが大きくなっている。）
なので、娘さんのことを思って言葉をかけているのに、その言葉ひとつひとつが娘さんの心情とはずれて、口論になってしまう・・。 それが辛い・・。
自分に対しても含めて、その人のありのままをそのまま見るという経験が、今までなかったということもあるかもしれません。
（”ありのままでOK” とは中々思えない方、多いのでは・・と思います。）
自分よりまず周りに合わせることが大事と思っていたり、普通は・・とうことを気にされていたり、常識から外れてはいけない、正しくありたいとか、無理をしてでも頑張ることを大事にしてきた生き方を、長いことされてきた方は多いのかもしれません・・。
そして人は、常に自分の理想をイメージして、そして良い、悪いと無意識にジャッジしているものでもあります・・。
でも、今回のクライアントさんたちは、これまでの自分の考え方が何か違うな、という自分の感覚を大事にして、今までの自分の価値観の見直しをしようと思ってカウンセリグを受けられる決心をされました。
素晴らしいと思います。
なので、ここからが大切です。
カウンセリグは、地道な意識のトレーニングです。
脳は、いつも思っていること、習慣で身についているものをそのまま、続けようとしますので、脳の作りを変えるくらいの、日々の生活での取り組みが必要になってきます。
（でもそれは、それほど難しいことではありません。続けること自体が難しいので、そのサポートはさせていただいています。）
そして、娘さんをどうにかする前に、お母さま本人が、今、幸せな状態なのか？
自分をちゃんといたわり、大切にできているのか？
そこに、気づくことがとても重要です。
子どもをサポートするには、まずサポートする側が、元気で良い状態でなくては出来ません。
本当に自分を大事にできていますか？
自分が無理して頑張っている状態だと、子どもも自分と同じように頑張るのが普通だと思ってしまうし、
頑張れない子どもを無意識に受け入れていないので、そこを子どもは敏感に察知します。
なので、お母さんに辛く当たります。
「お母さんは、何で分かってくれないの！？」
「お母さんにだけは分かってほしいのに・・。」
って、女の子は思っています。
（男の子はお父さんに認めてほしい。）
（子どもは頑張りたくても、”今は” 頑張ることができない状態だと知ることです。）
たとえ４０代になっても、５０代になっても、女の子はお母さんに、男の子はお父さんに認めてもらいたいと思っています。
「お母さんなら分かってくれるはず。」「お父さんなら、気づいてくれるはずだ。」
「認めてほしい。」
お母さん、お父さんに、自分のありのままを分かってもらえると、
そして、言葉でしっかりと認めてもらえると、
子どもは、ただただ嬉しいんです。安心します。
（いくつになってもです。）
これが心の支えとなります。
そして、その支えをエネルギーにして、自分で自分の人生を考え、行動へとつながっていきます。
これが理解できてくれば、今、母親がすること、できることは何か？
それが見えてくると思います。
そこを一緒に考えていってみませんか？
と、思っています(*^^*)
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
※【カウンセリングルームＳＵＮ】の個別カウンセリングは、随時受け付けております。
心のモヤモヤ、変わりたいのに変われないなど、自分自身の悩みや、不登校・ひきこもり、家族関係・人間関係の悩みなど、様々な角度からサポートさせていただいています。
プライベートスペースでゆっくりお話を伺いますので、ご安心ください。
当カウンセリングルームは神奈川県西部にあります。（小田原・南足柄・開成）
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